2010年 07月 31日

原点

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創業者である私の祖父 志水 嘉明大(かめお・・と読む)

昔は今のようにNC旋盤があるわけでもなく

写真のようなロクロという機械で金属を削っていたそうだ。

ろくろと言えば陶芸などで土をまわして

手で形を作っていく土台を思い浮かべる方が

ほとんどだと思うが・・・

戦後間もないころは

物もなく・・このような単純な機能で

金属を回し・・・刃を押し当てて外形や穴、ネジまで

加工していたらしい。

やってみると手と足と両方使い

回しすぎると・・結構な負荷が手・肩にのしかかる。

まさに職人芸といわざる得ない。


時を経て、今現在もたま~に活躍するこの

「ろくろ」

加工設備や刃物などの進歩はすさまじいが

削る原理は変わらない。

手に伝わる振動・衝撃・抵抗を自ら感じて 素材から出る

切り屑を目で確認し、機械や素材から聞こえる音・振動など5感で捕え

速度や刃物をマッチングさせ考案する。

果てしなく感じるほどの経験と試行錯誤の上に

今の加工技術があり、製造業があり、その一端にに弊社は属しているんだなぁ・・。


この「ろくろ」には死んだじいちゃんの魂が乗り移っているかも

しれない・・・・


「嘉津彦・・がんばっとるか?」

静かなモーター音が

そう語りかけているような懐かしい感じがする

我が社の原点です。
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by katuhiko7777 | 2010-07-31 16:15 | 会社


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